ココナツオイル食品分析

ココウィンの純生椰子油は、日本食品分析センターの厳しい試験で多項目の分析を行い、下記のような証明を受けました。

 ●260種の枯葉剤や残留農薬残留検査:検出せず
 ●ヒ素や重金属など健康を害する成分:検出せず
 ●細菌、大腸菌、カビ等:問題無
 ●飽和脂肪酸:87.8%、内、70%が中鎖脂肪酸

※中鎖脂肪酸とは、バージンココナツオイル特有のラウリン酸をはじめとする、カプリル酸、カプリン酸など、健康に素晴らしい働きをする成分


一般の油に多く含まれ、同じココナツオイルでも製法によって含まれてしまう、健康を害するといわれる成分

 ●トランス酸(2018年~米国で全面禁止):検出せず
 ●コレステロール:検出せず


鮮度や酸化していない数値を示す酸価や過酸化物価などを含め、レベルの高いバージンココナツオイルとしての数値を出しています。

皆様の応援あって、村の皆が誇りをかけ、日本の皆さんに喜んで頂くために、と誠心誠意作った結果が数値に現れ、本当に有りがたく嬉しく思います。

分析試験のご報告 




一般財団法人日本食品分析センターに「ココウィン純生椰子油」という検体名で試験をして頂きました。

ありがたいことに、日本にフィリピンからバージンココナツオイル(オーガニック認証/有機JAS認証品)を輸入している商社様が、分析成績書を見せて下さいました。その分析項目に従い、農薬検査も含めて行いました。

その商社様は、原料バルクで輸入、大手メーカーと取引されており、カビ(真菌)については、毎回コンテナごとに自社検査し、問題ないものを出している、とのことでした。

このような厳しい品質基準で輸入されているココナツオイルと、負けず劣らずの数値に驚きと喜びでいっぱいです。



成分分析数値を比較・解説

この分析結果を受けて、カンボジアで私たちと共にNPOの拠点に駐在し、活動参加していた薬剤師の大久保登美子さんがわかりやすく解説してくれた内容を下記にご紹介します。

①一般のヤシ油
②ココウィン純生椰子油、
③商社オーガニック・バージンココナツオイル

脂肪酸の比較
ヤシ油(100g中)の主な脂肪酸の種類 分量(g)[1]
分析項目①一般参考値②純生椰子油
ミャンマー産
③商社オーガニック
フィリピン産
脂肪100100
飽和脂肪酸86.587.8表記無
以下、飽和脂肪酸のうちの「中鎖脂肪酸」
中鎖脂肪酸
8:0(カプリル酸)7.5
15.2
カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸の総量で表示されている ↓
10:0(カプリン酸)6
12:0(ラウリン酸)44.645.6
中鎖脂肪酸合計58.160.860
以下、飽和脂肪酸のうちの「長鎖脂肪酸」
長鎖脂肪酸
14:0(ミリスチン酸)16.816.720
16:0(パルミチン酸)8.27.59
長鎖脂肪酸合計2524.229

COCOWINオイルは…
飽和脂肪酸の数値が高い中鎖脂肪酸:ココナツオイル特有のラウリン酸、カプリル酸、カプリン酸など、健康に素晴らしい働きをする成分
ラウリン酸の数値が高い!ラウリン酸:母乳にも含まれる、抗菌作用、抗炎症作用を有し、免疫力を高め、細胞を強くするという働きのあるラウリン酸が一般のココナツオイルより高い
長鎖脂肪酸の数値が低い長鎖脂肪酸:消化吸収されるまで体に長く留まり、分解されにくく体脂肪として蓄積されやすい

酸化の比較
ヤシ油の主な酸化を表す成分数値
分析項目①一般参考値②純生椰子油
ミャンマー産
③商社オ‐ガニック
フィリピン産
酸価
0.2以下であること
0.1表示なし
ヨウ素価
7~11であること
6.34~11
過酸化物価
公表なし
0.2meg/k3.0meg/k
※一般参考値は平成28年2月24日農林水産省告示第 489号「食用やし油」より 

COCOWINオイルは…
酸価の数値が低い酸価:数値が小さいほど酸化されにくい
ヨウ素価の数値が低いヨウ素価:油脂がどの程度不飽和結合を持っているかの指標。この値が大きいほど酸化されやすく低いと酸化されにくい
過酸化物価(POV)の数値が低い過酸化物価:油の初期段階の酸化度の判定・保存状態を判断する指標。数値が大きいほど酸化が進行している