2019年1月14日月曜日

ピーナツオイル

昨年は、JMCミャンマーで、ココナツオイルに続き、ピーナツオイルとはちみつの商標登録が取れたようです。
これまでは、同じ村で収穫されたピーナツを買取り、オイル製造を行っていましたが、自社農場でのピーナツ栽培を増やし、原材料から全てJMCで行えるように計画を立て今年2019年より開始できる見込みです。

ピーナツオイルは落花生を収穫してすぐに生のまま非加熱で圧搾する方式です。これは、ミャンマーでは昔から行っている伝統的な製法ですが、今では機械化が進んだり、海外から安価な輸入油が大量に入ってきて需要が減りつつあるため、栽培や製造を止めてしまう農家も少なくありません。

ミャンマーの貧困村の産業を増やしていく事も重要ですが、こうした昔ながらの素晴らしい農作物からの加工食品が無くなっていくことは残念なことです。日本で生活をしていると、遺伝子組み換えでもなく、無農薬や原種の種から育てた農作物の貴重さがよく分かり、一旦栽培を止めてしまうと、需要が高まって種を入手しようとしても、永遠に種を買い続けなければいけない種(成長した種を植えても芽が出たり実が取れたりしなくなる)しか手に入らないということが既に起きているのです。

昨年の夏、市場調査にミャンマーを訪れた際、とある田舎道で偶然、ピーナツオイルを手作りしている店があり、小規模ながら少し新しい(これでも…!)方式の機械で圧搾していましたので、ご紹介いたします。

現在は、村で圧搾機を持っている人に機械を借りていますので、何とかJMCでも設備を整えられるように考えています。


現在の、村の圧搾機は、このの新しい?方式の機械?より大きく、臼のような形で、すりつぶしてゆっくり油を取る方式、臼は牛にひかせたりして本当に昔ながらの方法です。

このお店では、自作でモーターを取り付けており、自動で回転させてすりつぶしているようですね。斬新です!!(笑)



これが圧搾した後のピーナツのカスです。ぎゅ~~っと絞られて、最後にはこんな風に固まってしまいます。

日本のしょうゆを作る蔵で大豆のカスを見せて頂いたことがありますが、少しそれに似ていますね。
また、スリランカで研修中に、ニームという木の実からオイルを絞り、そのカスを畑に使うという農法の実習をしましたが、そのニームのカス(ニームケーキと呼ばれていました)にも似ていて、少し思い出しました。

ニームケーキはたしか、土壌改良のためのぼかしに使ったり、虫よけ効果があるとかで、実験したのですが、それを思うとこういう絞りかすも何か使えるかもしれません。ミャンマーでは通常は捨ててしまいます。

今年は、日本の皆さんにもっとご紹介したく、パンでもピーナツオイルを使ってみたいと考えています。また、ピーナツオイルに続いて、ゴマ油も作ってみたいと計画中です!!

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